「勝利」

私が大学を卒業してから五年余りが経ちました。
卒業してからの二年間は自分でも社会人でプレーしていたことと、その後の三年間は東京を離れていたことによりなかなかチームにご恩をお返しすることができずにいました。
そこで今年東京に戻って来たことを期にアシスタントコーチをやらせていただくことにいたしました。
基本的に私はOL、DL以外のポジジョンをしたことがないのでライン以外のスキルであるとか、全体に関するシステムのコーチングはできないのですが、その分できるだけグランドに顔を出し、行ったからにはスタイルをし、見本を見せられるとこは見本として、そうでなければダミーとし体を張ることを心がけております。
そのように春期チームに携わってきて感じたのはプレーヤーをはじめ、監督、コーチ、マネージャーといういわゆる「チーム」全体で本気で取り組んでいるということです。
ただ、一生懸命やることはすばらしいことなのですが、それだけで終わって欲しくないと思っております。
やはりスポーツをやる以上「結果」というものが求められるのは必然で、「過程」が重要なのは理解しておりますが、「過程」はチームに携わった者にしか理解できず、陰ながらチームを支えてくださっている方々には伝わりにくいと思います。
またせっかく一生懸命練習しているのだから「結果」を残し、社会にでても胸を張って「学生の時アメフトやってました」と言える人間になって欲しいと思っています。
とはいえ「結果」つまり、対戦相手に勝つことは簡単ではないです。相手も当然一生懸命練習しています。まして我々は今年エリアから上がってきたばかりの一番の格下のチャレンジャーです。
並大抵の「努力」では「勝利」することは難しいと思いますが少しでもチームの「勝利」に貢献できるよう協力していきたいと思っております。

アシスタントコーチ 山本 司