OB・OG、父母後援会の皆様
平素より成城Orange Beamsへの温かいご支援・ご声援を賜り、誠にありがとうございます。
2025年度シーズンを終えるにあたり、年間の総評としてご報告申し上げます。
本年度は、昨年の3部降格という厳しい現実を真正面から受け止めるところから始まりました。結果だけでなく、そこに至った過程やチームの在り方そのものを見つめ直し、「過去の自己否定」を乗り越えてチーム文化を変えるという、大きな課題に取り組んだ一年でした。
一度染みついた文化を変えることは容易ではなく、練習姿勢、細部へのこだわり、互いに指摘し合う関係性など、一つ一つ地道に積み重ねてきました。
特に、昨年の怪我によりシーズンを通して復帰が叶わなかった主将・山品拓嗣の存在は、グラウンド内外を問わずチームの大きな支えとなりました。その強いリーダーシップのもと、夏の終盤からチームに徐々に変化が表れ、公式戦後半にかけて確かな手応えを感じるようになりました。
公式戦での勝利は、単なる結果ではなく、選手たちの忍耐力と精神力を大きく成長させてくれました。その積み重ねが、日々の練習による筋力・身体能力・プレー力を、倍にも三倍にも高める原動力となったと感じております。
結果として、リーグ戦は全勝で終えることができ、2部昇格を果たすことができました。しかし、これは最終目標ではなく、来年度2部の舞台でBig8再挑戦を目指すための通過点に過ぎません。本年度に築いた土台をさらに強固なものとし、より高いレベルで戦えるチームへと成長させてまいります。
改めまして、この一年間にわたり多大なるご支援・ご声援を賜りましたこと、心より御礼申し上げます。
今後とも、成城Orange Beamsへの変わらぬご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
監督 鶴見 尚也

